愛宕塚古墳(大阪府指定史跡)
古墳時代後期の円墳で直径約22.5mあります。埋葬施設は横穴式石室で、全長15.7m(玄室長7m・玄室幅3.1m・羨道長8.7m・羨道幅2.1m)あり、大阪府下では最大級の石室です。 また発掘調査では、家形石棺の破片や龍
青塚古墳(国指定史跡)
愛知県犬山市の南部に位置している全長 123m の前方後円墳で、県内で2番目に大きい古墳です。4世紀中頃に築かれたと考えられています。昭和 41 年5月に愛知県犬山市の市指定文化財に、昭和 58 年2月に国の史跡に指定さ
坂本古墳群(県指定史跡)
坂本古墳群は、周辺を合わせて元は約 150 基からなる大群集墳を構成していたが、開墾によりほとんどが消滅し、現在では数基を残すのみである。1~3号墳については平成7年度から発掘調査が実施されている。 坂本古墳群のなかでも
小見真観寺古墳(国指定記念物)
真観寺境内にある全長102メートル、高さ8メートルの前方後円墳で、後円部と鞍部の2ヵ所に横穴式石室があります。 後円部の南側にある横穴式の複室の石室は、寛永11年(1634年)に発見され、秩父産の緑泥片岩による石室で巨大
永明寺古墳(埼玉県指定史跡)
5世紀末~6世紀初頭(約1500年)ほど前に造られました。 昭和6年に後円部墳頂の薬師堂の下から埋葬された人物の武器や武具など副葬品が発掘され、近年では墳丘やその周辺から埴輪が見つかりました。 永明寺古墳のある村君(むら
夕田墳墓群 (国指定史跡)
夕田墳墓群は、濃尾平野の北東端、川浦川左岸の丘陵地の入口部、丘陵上および谷奥の舌状丘陵突端部に築造された、蓮野1号墳、杉洞1号墳、夕田茶臼山古墳の3基からなる墳丘墓および古墳である。 富加町教育委員会では、これらの築造時
鹿島古墳群(埼玉県指定史跡)
深谷市荒川右岸の海岸段丘上に所在する古墳群です。古墳の築造時期は6世紀~8世紀と考えられ、かつては100基以上の古墳が存在していたと伝えられています。 過去に実施した発掘調査では、埴輪や土師器、須恵器、鉄鏃などの遺物が出
舟塚山古墳(国指定史跡)
茨城県石岡市にある「舟塚山古墳」は、恋瀬川河口付近の高台、南東に霞ケ浦の高浜の入江を望み、北西には筑波の霊峰を仰ぐ景勝の地にある前方後円墳です。全長186m(周濠部を含めると220m)、前方部幅100m、後円部径90m、
天王山塚古墳(埼玉県指定史跡)
久喜市菖蒲町上栢間・菖蒲町下栢間地区には「栢間七塚」と呼ばれる栢間古墳群があります。 その中でも、6世紀後半に作られた前方後円墳で、全長100m(前方部幅約62m、後円径約55m)を越えて県内屈指の規模を誇るのが、この「
将軍塚古墳(埼玉県指定史跡)
現存墳丘長115mの前方後円墳です。後円部墳頂には利仁神社が鎮座しています。 平成29年(2017年)に実施した非破壊調査で、この古墳が前方部2段、後円部3段の立体構造を持っていることや、後円部に竪穴系の埋葬施設が遺存し
高安千塚古墳群(国指定史跡)
高安千塚古墳群は、八尾市東部の高安山麓に6世紀代に造られた近畿地方でも有数の大型群集墳です。横穴式石室を用いた小型の円墳がたくさんあることから、古くから「千塚」と呼ばれおり、江戸時代には「河内名所図会」に描かれています。
宮塚古墳(国指定史跡)
宮塚古墳は、市内広瀬地内に所在し、全国的にも珍しい上円下方墳という墳形とされ、昭和31年(1956)に国史跡に指定されました。 荒川左岸の河岸段丘上に分布する古墳時代後期の広瀬古墳群中にあり、その広瀬古墳群では現在、宮塚
心合寺山古墳(国指定史跡)
心合寺山古墳は約1600年前の古墳時代中期に造られた前方後円墳です。中河内では最大の全長160mの古墳で、この地域を治めた王の墓と考えられます。2005年に築造当時の姿に復元されており、実際に登ることができます。 また古
埼玉古墳群(国指定特別史跡)
埼玉県名発祥の地、行田市大字埼玉(さきたま)にあり、5世紀後半から7世紀はじめころまでに作られた9基の大型古墳が群集している公園です。 令和2年に国の特別史跡に指定されました。 約30haの古墳公園内には、国宝「金錯銘鉄
樋遣川古墳群(加須市指定史跡)
加須市の樋遣川地区は浅間川の西にひらけた平坦な地域です。ここは古くから人々が住んでいたところで、御諸(おもろ)塚、稲荷(いなり)塚、浅間(せんげん)塚、宮西(みやにし)塚、石子(いしこ)塚、宝(たから)塚、穴咋(あなくい
船来山古墳群(国指定史跡)
平成31年2月26日(火)に国史跡に指定されました。濃尾平野の北縁部に所在する東西約2㎞、南北約600mの独立丘陵である船来山に造られた、292基の墳丘墓及び古墳からなる古墳群です。独立丘陵に築かれた古墳群としては東海地
若宮八幡古墳(埼玉県指定史跡)
現存墳丘長34mの円墳です。 墳頂には八幡神社が建てられています。 主体部は、胴張りを有する横穴式石室で砂質凝灰岩(シルト岩)による切石切組積みで構築され、羨道部、前室部、玄室からなる複室構造をもち、その規模は全長8.8
吉見百穴(国指定史跡)
吉見百穴は古墳時代の末期(6世紀末〜7世紀後半)に造られた横穴墓群で、大正12年に国の史跡に指定されました。 現在確認できる横穴の数は、219基です。 吉見百穴構内には、国指定天然記念物である「ヒカリゴケ」も見ることがで
萱振一号墳(大阪府指定史跡)
萱振1号墳は府立八尾北高校建設に伴う発掘調査で発見されました。古墳時代前期の一辺約27mの方墳です。埋葬施設は残っていませんでしたが、古墳の裾や周濠から靭形や、盾形、家形など多くの形象埴輪が出土しました。 矢を入れる武具